テレクラ８０’ｓ～テレクラ日記「蔵人の探偵物語～恋におちて」

テレクラ日記「蔵人の探偵物語～恋におちて」

テレクラで恋におちることがあるか？

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ある。と私は断言します。
（正確にあった。かもしれませんが・・・）
今回はこのブログ「テレクラ８０‘ｓ～」の原点に立ち返って、
そんな体験談を綴ってみたいと思います。

テレクラでの出会いから恋におちたことは、私の経験でも一回や二回ではありません。
そして、私の友人の経験を入れれば、それはかなりの数になります。
それだけ当時のテレクラにはガチンコの出会いが待っていたように思います。
（まさに激闘の日々であったのです）

前置きが少々長くなってしまったので本題。
これは私がテレクラで体験したマジ恋話のひとつ・・・・甘く切ない物語（笑）

渋谷にあった「ＥＬＬＥ（エル）」というテレクラでの出来事でした。
コールのお相手は大学１年生、第一声から「元気がないな」と思ったと記憶しています。
当然、会話の流れは「どうしたの?元気ないじゃん」から始まり、
「よかったら話してみなよ。楽になるよ」という展開になります。
「落ち込んでいるので誰かと話したい・・・」そんな“純”なコールがあの頃のテレクラにはたくさんありました。
このとき彼女が打ち解けてすぐに自分の悩みを話したかどうかは憶えていないのですが、
たぶんそのとき彼女が抱えていた悩みからして、丁々発止とまではいかないまでも、
なだめすかし、ときには笑いを取りながら会話を進めていったのだと思います。
そしてわかったことは、彼女にはテレクラで出会った男性がいて、現在その男と音信不通になっているということでした。
そして、その男が彼女の初めての男性だったようです。
私からすれば「単なるヤリ逃げじゃん」ということになるのですが、彼女からすれば、
ある意味信用して身（処女）を捧げたのにドロンされた。かなりショックだったと思います。
これは彼女の名誉のためにも言っておきますが、逢ったその日のうちに体の関係を結んだわけでもなく、体の関係を結んだあとも何度かデートをしていたようです。
それだけに裏切られたのかもと思う反面、彼の安否を心配している。
そんな気持ちが会話の中からもうかがえました。
とはいえ、彼女は彼の連絡先を知りません。マメな連絡と複雑な家庭環境を理由に教えてはくれなかったそうです。ただ、手がかりはありました。
私はそれに目をつけて提案しました。
「探偵になります・・・・・」
そうです。彼女のために彼の所在を調べることにしたのです。
まさに蔵人版「探偵物語」の始まりです（笑）
正確に言うとこのとき彼女には私が「彼女の探偵」になることへの同意は得られませんでした。
彼女の中には、まだ私という人物を信用できないという気持ちと、何よりも彼を信じたいという気持ちが強く残っていました。
私も無理強いはせず、「気が向いたら連絡して」と連絡先を伝えてその日の会話は終わりました。
それから数日後、彼女から連絡が来ました。
「彼を探して欲しい・・・・」

彼の所在（住所）を調べることは私の調査能力を持ってすれば簡単でした。
それを彼女に伝えると彼女から意外な提案（お願い）が・・・・
「できたら彼のところにいっしょに行ってほしい」
「さすがにそれは・・・・」
躊躇していると、
「家のところまででいい」
それならば、彼と会う必要もない。
それに正直、彼女に会ってみたいという気持ちも強かったので承諾することにしました。
（テレクラですから当然です）
それが結果、恋におちることになるとは知りもせず・・・・・・

続く

これマジで面白いです。見るだけでも参考になります。