MYM第三十二話
いつしか季節は夏から秋になっていました。
天神の街が音楽一色に染まるイベントがありました。
そのイベントにどうしても観たいアーティストが出ることになっていたので、
マキちゃんを誘いましたが、どうしても都合がつかないということでした。
致し方なく一人で行こうと思って用意していたところに、
彼女から電話がかかってきました。
「今日のイベント行くと?」
「うん、一人で行くよ」
「私もいっしょに行ってもいい?」
「都合悪かったじゃないの?」
「大丈夫になった」
「マジ?それは嬉しいな~」
実はそのアーティストが歌うある曲をいっしょに
聴きたかった・・・
その曲とは風味堂の「愛してる」
愛している。言えなくて・・・
歌詞がそのときの私の心情そのものでした。
いつの日かマキちゃんとの別れの朝が来る。
愛しているといえば二人は別れなくても済むかもしれない。
でも・・・
だからこそ一緒に聴きたいと思っていました。
彼らの出番まで時間があったので、
会場の近くでお茶をすることにしました。
アジアンティーを出す洒落た喫茶店。
ちょっと変わったものを注文する私に
呆れながらも微笑む彼女。
「仲のいいご夫婦ですね」
店員さんにそう声をかけられてしまうほど、
二人は愛し合っているカップルに見えたのかもしれません。
実際、私は福岡でのそんな二重生活を楽しんでいました。
天神の街が音楽一色に染まるイベントがありました。
そのイベントにどうしても観たいアーティストが出ることになっていたので、
マキちゃんを誘いましたが、どうしても都合がつかないということでした。
致し方なく一人で行こうと思って用意していたところに、
彼女から電話がかかってきました。
「今日のイベント行くと?」
「うん、一人で行くよ」
「私もいっしょに行ってもいい?」
「都合悪かったじゃないの?」
「大丈夫になった」
「マジ?それは嬉しいな~」
実はそのアーティストが歌うある曲をいっしょに
聴きたかった・・・
その曲とは風味堂の「愛してる」
愛している。言えなくて・・・
歌詞がそのときの私の心情そのものでした。
いつの日かマキちゃんとの別れの朝が来る。
愛しているといえば二人は別れなくても済むかもしれない。
でも・・・
だからこそ一緒に聴きたいと思っていました。
彼らの出番まで時間があったので、
会場の近くでお茶をすることにしました。
アジアンティーを出す洒落た喫茶店。
ちょっと変わったものを注文する私に
呆れながらも微笑む彼女。
「仲のいいご夫婦ですね」
店員さんにそう声をかけられてしまうほど、
二人は愛し合っているカップルに見えたのかもしれません。
実際、私は福岡でのそんな二重生活を楽しんでいました。
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